人生が変わるきっかけはすぐそこにある

映画、音楽、本、旅行などの感想等を中心に書きます。雑記ブログです。

終わらない歌を歌おう

終わらない歌を歌おう

くそったれの世界のため

終わらない歌を歌おう

全てのクズ共のために

終わらない歌を歌おう

僕や君や彼等のため

終わらない歌を歌おう

明日には笑えるように

 


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誰もがご存じ「ザ・ブルーハーツ」の1stアルバムに収録されている「終わらない歌」です。

作詞作曲はギタリストのマーシーこと真島昌利

僕がこの曲を初めて聞いたのは中学生の時でした。

夏休みに、大工をやっていた父親の仕事の手伝いをしていた時です。

かけっぱなしになっていたラジオから流れてきたのがこの曲でした。

その時はいい歌だなくらいにしか思わなくて、それっきりだったんですけどね。

気が付いたら、いつの間にか僕は彼らの大ファンになっていました。

 

マーシーらしいストレートな歌詞にロックの王道ともいえるようなリフ。

こんなに「終わらないでほしい」って思えるような曲ってそうそうあるものじゃありません。

「未来は僕らの手の中」「NONONO」「世界の真ん中」「少年の詩」「君のため」「リンダリンダ」等、すばらしい名曲しか収録されていないこの1stアルバムの中でも特に最高にパワフルな曲です。

僕の背中を押して、ガッツをくれる「終わらない歌」

さ、明日も頑張ろう。

 

ここのところ、仕事が忙しくて、なかなかブログを書く時間が取れません。

仕事から帰ってきてもくたくたです。

でもあともう少し頑張ればお盆休み。

今日も、ブルーハーツのアルバムをかけて寝ようと思います。

おやすみなさい。

THE BLUE HEARTS

THE BLUE HEARTS

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聴くな、踊れ、感じろ「BLITZKRIEG BOP」

ヘイ・ホー・レッツ・ゴー!!

 

ワン・ツー・スリー・フォー!!

 

小学生でもすぐに覚えてしまいそうなこのフレーズ。

1曲は2分、3分程度。

コードは3つか4つ。

小難しいギターソロは無し。

小汚いジーンズに革ジャンにスニーカー。

 

1974年、ニューヨークで結成されたパンクバンド。

今もなお世界中のパンクキッズに愛されているパンク界の雄。

それがRAMONESである。

彼らはニューヨークの「CBGB]というライブハウスを拠点として活動をスタートさせた。活動初期はビートルズビーチボーイズのカバーを演奏していたが徐々にオリジナル曲を演奏するようになる。その後当時同じライブハウスに出演していた「パティ・スミス」や「テレヴィジョン」らと、ニューヨーク・パンクムーブメントを牽引していく事になる。

 

結成当初のオリジナルメンバーは以下の通り。

 

ジョーイ・ラモーン(Vo)

ジョニー・ラモーン(Gu)

ディー・ディー・ラモーン(Ba)

トミー・ラモーン(Dr)

 

解散は1996年。メンバーの入れ替わりや脱退はあったものの息の長かったバンドである。ちなみに全員ラモーン姓を名乗っているが血縁関係はない。

 

電撃バップ


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気持ちいいくらいにシンプルでストレートなロックンロール。

キャッチーにもかかわらず攻撃的なメロディー。

個性的なメンバーたち。

ラモーンズの代表曲「電撃バップ」。

 

ヘイ・ホー・レッツ・ゴー

背後から打ち抜け

何が望みかなんて

知っちゃいないけど

身ぐるみ剥がされ、準備完了さ

 

ラモーンズの激情より引用」

 

 

収録されているのは76年発表のデビューアルバム

ラモーンズの激情」

ここから始まったパンクムーブメントは、イギリス・ロンドンへと飛び火していくようになる。

 

 

 

 

デビューアルバム「ラモーンズの激情」に続く、2nd「リーヴ・ホーム」3rd「ロケット・トゥ・ロシア」は、ロック史上に大きな足跡を残した重要なアルバムだ。

こいつらを聴けば、小さい悩みなんてイチコロだ。

ぜひ聞いてみてほしい。

 

 

 

 

 

 

 

ロックンロールを聴くと元気が出る

ロックンロール。

それは1950年代にアメリカで生まれた音楽である。

黒人音楽であるブルースや、R&B、白人のカントリーやヒルビリー等の音楽をルーツとして、今では世界中で親しまれる音楽だ。

ロックンロールとはもともと黒人のスラングで、「セックス」や「交わる」という意味として使われていたようである。

エルヴィス・プレスリーチャック・ベリーなどスターの登場でロックンロールの人気に火が付き、それはアメリカから世界中へと広がっていったのだ。

 


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ブルーハーツ甲本ヒロトは14歳の時ラジオから流れてきた、イギリスのバンド「マンフレッド・マン」の「ドゥ・ワ・ディディ・ディディ」という曲を聴いてわけもわからず大号泣したらしい。もちろんそのヒロトが数えきれないほどの名曲を世の中に送り出したことは今更言うまでもない。

 

 

アメリカで生まれたロックンロールは脈々と世界中のミュージシャンに受け継がれている。ビートルズローリング・ストーンズザ・フーT-REXボブ・ディランセックス・ピストルズザ・クラッシュラモーンズニルヴァーナ、オアシス、RCサクセション、ザ・ブルーハーツetc・・・

 

そして僕もロックンロールが大好きな人間のうちの1人です。

「Go Go Go Johny Go!!」

「She loves you Yeah Yeah」

「Hey Ho Let’Go」

意味なんて分かりません。

どういう歌をうたっているのか、どんな意味があるのか。

でもそんなこといいんです。

僕はただ聞くだけで、元気をもらえるから。

かましいドラムに、やかましいギター。

くねくね踊るボーカル。

何がいいのかわからないけど、僕自分がロックンロールを好きになれて本当によかったなって思ってます。

これからもずっとロックンロールを聴いていこうと思います。

 

ロッカーたちの名言

ザ・フーのギタリスト、ピートタウンゼント

「ロックンロールは俺たちを苦悩から解放もしないし、逃避もさせてくれない。ただ悩んだまま躍らせるのさ。」

ラモーンズのギタリスト、ジョニー・ラモーン

記者になぜギターソロを弾かないのかと問われて

「そんなものを弾く暇はねえ!!」

 

 

 

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映画鑑賞記「恋と花火と観覧車」

 

あの頃映画 「恋と花火と観覧車」 [DVD]

 

 

【作品情報】

原題:恋と花火と観覧車

 

制作国:日本

 

制作年:1997年

 

上映時間:101分

 

監督:砂本量

 

脚本:砂本量
   秋元康

 

出演者:長塚京三(森原邦彦)

    松嶋菜々子(野々村史華)

    生瀬勝久西荻洋一郎)

    酒井美紀(森原ひとみ) 

    深浦加奈子(立花澄江) 他

 

【あらすじ】

 森原邦彦(長塚京三)は大学生の一人娘を持つ中年男。彼は8年前にがんによって愛する妻を亡くしそれ以来独身でいた。再婚や新たな出会いに億劫な邦彦であったが、取引先の会社で出会ったOLが野々村史華(松嶋菜々子)であった。史華はひょんなことから、邦彦が8年前に妻を亡くしたという事を知ることになった。

 そんなある日、邦彦が独身のままでいることを心配している娘のひとみ(酒井美紀)は、父の事を想い勝手に結婚相談所に入会させてしまう。入会を渋る邦彦であったが、彼は相談所のパーティーに出席することになり、同じくそのパーティーに来ていた史華と再会することになる。個性的な会員が集まるパーティーであったが史華はたくさんの男性の目を引くほどの素敵な女性であった。

 後日仕事にてまたまた鉢合わせになった邦彦と史華。史華は「(結婚相談所で会ったことを)バラされたくなかったら美味しいお昼ご飯をごちそうしてください。」と、邦彦に告げるのであった・・・

 

 

 

 

【感想】(ネタバレあり)

 普段邦画をあまり見ない僕ですが、先日のブログで紹介したCMの中で取り上げられていた作品だったことから気になり鑑賞。そのブログはこちら↓

 

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 飲料メーカー「SUNTORY」のCMなんですが、新型コロナで危機的な状況になっている飲食店を応援するというコンセプトのCMです。映画の中で使われている飲食店でのシーンが、CMに挿入されています。その中にあったのが今日の作品「恋と花火と観覧車」でした。

  主演の長塚京三をはじめ、若き日の松嶋菜々子生瀬勝久、深浦加奈子、風吹ジュン樹木希林つるの剛士、大杉連と脇を固める俳優も豪華勢ぞろいです。妻を亡くした中年男と、過去の恋愛で傷を抱えた若い女性のラブコメの王道といった感じですね。奥手で口下手な邦彦、父親ほどの年齢の邦彦に恋をした史華、同じく邦彦に思いを寄せる立花、史華に思いを寄せる相談所のベテラン会員西荻。それぞれが個性的なキャラで、笑いあり涙ありです。

そしてなんといってもこの映画、素敵なセリフがたくさん出てきます。

 

「人間は不器用だからね。この思い出は忘ないで、この思い出は忘れようなんてそんなことはできない。」

「自分を好きになる事は難しい。でも自分を見捨てるわけにはいかないだろう?」

「お父さんが愛したのはお母さんだけだ。」

「忘れるっていうのは、神様が与えてくれたもう一つのチャンスなんだ。」

 

素敵なセリフに、素敵な役者さんたち。

観覧車、恋、花火。

忘れられない人との思いで、前に進んでいく勇気。

肩を張ることなく楽しんで見る事が出来ると思いますよ。

 

 

ジッタリン・ジン「夏祭り」

皆さんこんばんは、ヒロちゃんです。

今週も一週間お疲れさまでした!!

 

いやー、それにしても暑いですね。

先週は雨ばっかりで、各地で大きな被害もあったのに。

来週以降は天気が良く、とても暑くなるみたいです。

雨ばっかりでも嫌だけど、猛暑も本当にきついですね・・・

 

さ、というわけで今日は僕の大好きなバンド「ジッタリン・ジン」「夏祭り」という曲をご紹介したいと思います!!

僕にとって夏休みといえばこの曲です!!

 


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「ジッタリン・ジン」は86年結成の日本のロックバンド。ボーカル「春川玲子」、ギター「破矢ジンタ」、ドラム「入江美由紀」というメンバーです。現在は活動休止中ですが、80年代から90年代にかけて活躍しました。代表曲には「エヴリデイ」「にちようび」「プレゼント」などがあります。ボーカルの春川玲子は歌いながらアコーディオンを弾いたり、めちゃめちゃカッコいいです。今では伝説となった音楽番組「イカ天」への出演から、当時の日本を代表するロックバンドになりました。そしてこの「夏祭り」は90年に発表されたバンド4枚目のシングルに収録されていた曲です。

 

 

 

 僕がこの曲を知ったのは小学生の時の夏休みでした。小学校4年生か5年生くらいかな?夏休みの午後に放送していたドラマ「夏休みスペシャル、ふしぎな話」の主題歌だったんですね。30代前後の人は記憶に残っている人も多いと思います。しかしこちらの曲は5人組のガールズバンド「Whiteberry」のカバーバージョンです。

 


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あー、子供のころに戻りたいww

夏休みに朝起きて、ラジオ体操行って、午前中アニメを見て、昼にそうめん食べて、午後からキッズウォー、ふしぎな話。

本当に楽しかったなぁ。

中学高校になると、この曲みたいに彼女と夏まつりに行きたいなーなんて考えてww

高校生の時に初めてできた彼女と夏祭りに行ったのがすごい懐かしい。

さて、大人になり彼女のいない僕はビールを飲んで映画を見て僕なりに楽しい夏にしようと思いますww

それではおやすみなさい。

 

 

映画鑑賞記「エルヴィス」

 

 

 

【作品情報】

原題:「エルヴィス」(原題:Elvis)

 

制作国:アメリカ合衆国

 

制作年:2022年

 

上映時間:159分

 

監督:バズ・ラーマン

 

脚本:バズ・ラーマン
   クレイグ・ピアース

 

出演者:オースティン・バトラー(エルヴィス・プレスリー

    トム・ハンクス(トム・パーカー大佐)

    オリヴィア・デヨング(プリシラプレスリー

    ケルヴィン・ハリソン・Jr(B.B.キング) 他

 

【あらすじ】

 ラスベガスはあるホテルのカジノにて、死を目前に向かえたトム・パーカー。彼は今は亡きロックンロールの大スター「エルヴィス・プレスリー」のマネージャーを務めた人物でした。彼は目を閉じてプレスリーの事を思い出します。

 時は1955年、パーカー大佐はハンク・スノウというカントリー歌手のマネージャーとしてツアーを回っていました。そんな中巡業先のメンフィスで彼はエルヴィス・プレスリーとの出会いを果たします。ラジオから流れてくる音楽、黒人が歌っているかに思われたその曲を歌っていたのがエルヴィス・プレスリーでした。

 パーカー大佐はさっそく彼のステージを見に行きます。プレスリーはピンク色のスーツに、化粧をしたやせっぽちの青年。演奏前に声は震え、客からやじられる始末でしたが、歌い始めると様子は一変。客席のティーンエイジャーたちは、年配の客を尻目に大興奮。これは金になると踏んだパーカー大佐は彼と組み、彼を世の中に出す決意をするのでした・・・

 


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【感想】(ネタバレあり)

 1950年代から70年代にかけて活躍した「ロックンロールの帝王」ことエルヴィス・プレスリーの生涯を描いた作品です。プレスリー役を務めるのは新進気鋭の俳優オースティン・バトラー、悪徳マネージャーのパーカー大佐はトム・ハンクスが演じています。監督は「ムーラン・ルージュ(01年)」「華麗なるギャッツビー(13年)」などの作品を手掛けてきたバズ・ラーマン。オースティン・バトラーにとってこの作品は、今後彼の代表作にもなっていくんじゃないでしょうか。それくらい見事にエルヴィスを演じていました。

 プレスリーがスターとして駆け抜けたその人生を、年老いて死を迎える直前のパーカー大佐が回想する形でストーリーは進んでいきます。貧しかった少年時代、アメリカ南部の貧しい田舎町、そして見世物小屋、メンフィスの熱気。パーカ大佐のマネジメントの元、エルヴィス・プレスリーが何を思い、どんな人生を歩んだのかがよくわかりますね。僕自身、彼のレコードやCDはよく聞きますが、その生涯はあまりよく知りませんでした。エルヴィスがデビューした当時の世間の反応、当時のアメリカ南部の社会情勢、彼を取り巻くたくさんの人々に、色々な出来事。そういったことを理解するのにもいい作品なんじゃないかと思います。そしてエルヴィスは後世のミュージシャンにも多大な影響を与えています。

 

プレスリーの56年、デビューアルバム「エルヴィス・プレスリー登場」

Elvis Presley

ロンドンのパンクバンド「ザ・クラッシュ」のアルバム「ロンドン・コーリング」

London Calling

 

 エルヴィスがデビューした1950年代のアメリカ南部と言えばまだまだ人種差別の激しかった時代。そんな時代の中で黒人音楽のブルースや、リズム&ブルース、そして南部の白人音楽であるカントリーをルーツとしたものがロックンロールであると言われています。そしてロックンロールは主にラジオを通して、全米の若者に大流行していきました。そんな当時の様子は映画「アメリカン・グラフィティ」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などでも描かれています。

 


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 面白かったけど、個人的にはもっとライブのシーンや曲を入れてほしかったかな。オースティン・バトラーは見事にエルヴィスを演じていたし、ライブのシーンもかっこよかったけど、せっかくの映画の大画面で歌うシーンがもっと見たかったです。パーカー大佐がいったい何者であったのか、というのも最後まで語られませんでした。そこだけがちょっと残念だったかな・・・

 とはいってもアメリカや日本を始め世界中で愛され、「世界史上最も売れたアーティスト」であるエルヴィスの人生を垣間見ることのできる作品です。成功、苦悩、挫折、愛、別れ、ドラッグ、死・・・。159分と少し長めですが、どっぷりとエルヴィス・プレスリーに浸ってみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

映画鑑賞記「アルマゲドン」

 

アルマゲドン (字幕版)


【作品情報】

原題:「アルマゲドン」(原題:Armageddon)

 

制作国:アメリカ合衆国

 

制作年:1990年

 

上映時間:150分(ディレクターズカット版:153分)

 

監督:マイケル・ベイ

 

脚本:ジョナサン・ヘンズリー

   J・J・エイブラムス

 

出演者:ブルース・ウィリス(ハリー・スタンパー)

    ベン・アフレック(A・J・フロスト)

    リヴ・タイラー(グレース・スタンパー)

    ウィル・パットン(チックt・チャップル) 

    スティーヴ・ブシェミ(ロックハウンド) 他

    

 

【あらすじ】

 太古の昔、小惑星が地球に衝突した。その小惑星は、地球の王者として君臨していた恐竜を絶滅させ生態系を変えてしまった。「これはかつて起こったことだ。同じことはまた起こる。問題はいつ起きるかだ。」。ナレーションはそう語る。

 そして時代は流れ、時代は20世紀末。またしても小惑星が地球に衝突しようとしていた。NASAの宇宙飛行士が宇宙空間で人工衛星の修理をしているその時、小惑星の隕石が彼らに襲いかかった。宇宙飛行士は死亡し、スペースシャトルは破壊されてしまう。その隕石はその後、ニューヨークに降り注いぎ大きな被害が出てしまう。NASAはその時初めて、地球に小惑星が向かっていることを知ることになる。

 その後NASAの指揮官、トルーマンを筆頭に小惑星を破壊するための会議が開かれることになる。出された案はどれも現実不可能なものばかりであったが、ある一人の科学者が言う「爆竹を掌の上で爆発させてもやけどするだけ。しかし握りしめたこぶしの中で爆発させれば・・・」。そう、小惑星に穴を掘り、その内部で核爆弾を爆発させようというのである。そこでNASAが目に付けたのが石油掘削のスペシャリスト、ハリー・スタンパーであった。

 そしてハリーと彼の娘グレースの恋人AJ、そして部下のチック、ロックハウンドたちはNASAのこの計画に参加することになる。彼らはNASAで厳しい訓練を受け、スペースシャトルに乗り込み小惑星へと飛び立つのであった・・・

 


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宇宙をテーマにして映画鑑賞記

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【感想】(ネタバレあり)

 「ザ・ロック(96年)」や「パール・ハーバー(01年)」など、アクション・パニック映画の監督として知られるマイケル・ベイの監督作です。アメリカのロックバンド、エアロスミスの主題歌「ミス・ア・シング」はあまりにも有名。この映画のヒロイン、グレース役のリヴ・タイラーエアロスミスのボーカル、スティーヴン・タイラーの娘です。

 先日「午前十時の映画祭」にて鑑賞。僕はここのところ、宇宙を舞台にした映画やSFがお気に入りです。SFといっても数えきれないくらいの作品があるけれど、「アルマゲドン」は地球を救うヒーローたちにスポットが当てられていて、いかにもアメリカ色の強い娯楽作品ですね。

 ブルース・ウィリスがめちゃめちゃカッコいいですねー。90年代は「ダイ・ハード」シリーズや「パルプ・フィクション」なんかでノリにノッていた時期。この時期は強くかっこいい男の代名詞と言ったらブルース・ウィリスしかいないってくらいです。ラストで小惑星から娘に向かって「結婚式に出たかった」と語りかけるシーンは何回見ても泣いてしまいますね。

 僕的にこの作品で一番いいキャラなのが、スティーヴ・ブシェミ演じるロックハウンド。彼は秀才の地質学者で、かなりの女たらし。だいぶ狂ってるんですよ。初潮の来たグレースにタンポンの使い方を教えたり、大金を借りて、女に散財したり、小惑星でマシンガンをぶっ放したり。こういうちょっと狂った役をやらせたら天才的ですよね。「君もしかして未成年?」「地球の最後を特等席から眺めようぜー」「ちょっと悪ふざけしただけじゃないか」作中では数々の名言が飛び出します。こんな奴と宇宙なんて絶対一緒に行きたくないww。小惑星では、結局スペースシャトルに軟禁されて何もできなくなってしまうんですけどねww

 ちなみにこの映画では、科学的考察とか背景なんかは色々と無視されているみたいです。テキサス州ほどの大きさの小惑星が衝突18日前まで発見できないのはおかしいとか、小惑星を爆発させるための核爆弾の量がおかしいとか。

 でもそんなことを無視して、難しい事を考えずに見る事が出来る作品です。娯楽映画の王道ですね。まだ一度も見たことのない方はぜひ一度、見たことのある方はもう一回見てみてください。すっごく楽しめる作品ですよ。

 

関連作品

 

ディープ・インパクト (吹替版)